【比較】iPhone X から 11 に乗り換えて感じたこと【5つ】

この記事を書いている2020年6月現在、 iPhone SE(第二世代)が好評とともに迎えられ、そろそろ iPhone 12 が発表されようというか、という時節にきている。筆者は、2019年11月にiPhone X から iPhone 11 に乗り換え、約半年の間使用してきた。なぜ、 iPhone 11 pro を選ばなかったのか、 iPhone 11 には満足しているのか、などのことを一度文章化しておきたく、筆を執った次第である。前置きもそこそこに、以下の5点についてまとめていく。

1. 超広角のカメラは便利だが、望遠が欲しいときもある

X と 11 はいずれもデュアルレンズだが、 iPhone X は広角と望遠なのに対し、 iPhone 11は広角と超広角というレンズ構成になっている。不可のポートレートモードでは 11 の方が画角が広い。広角レンズ自体に変更はないが、 11 ではフレーム外撮影などの新機能を使うことができる。

超広角レンズは便利であることには違いない。ごく至近な距離から対象を撮影できたることは、撮影体験として新鮮だ。しかし、このレンズで撮るとゆがみが出ることもまた事実。前述のフレーム外撮影は、このレンズあってこその機能なので、主にそっちで世話になっている気がする。

そして、望遠レンズがないことは思ったより不便だ。iPhone 11 のズームを最大にすると画像が荒すぎてシャッターを押すことが躊躇われる。そもそも、たいして大きくならない。1200万画素のセンサーではズームにも限界がある様子。

そこでいうと、11 のアドバンテージは、ナイトモードにあるように思う。いわゆる長時間露光というやつなのだろうが、肉眼で見るよりもかなり明るい写真が撮れる。これは余談だが、11 で夕方などに写真を撮ると、明るく映りすぎて雰囲気が出ないという逆の問題が発生したりする。

2.RAMの改良がいい感じ、CPUはそれほど

iPhone X の CPU は A11 チップ、iPhone 11 は A13 チップでパフォーマンスは当然 11 の方が高い。しかし性能としては A11 チップの時点で十分に速く、普段使いではその差を感じることはあまりない。こうしたチップ性能は、主にカメラの画像処理や顔認証の処理に活かされているものと思われる。

また、X では 3GBだったRAMメモリが XS 以降から から4GBに増えたことで、11 では同時に多くのアプリを扱うことができるようになった。X では別のアプリを立ち上げて元のアプリに戻ってくると再起動がかかるという事が多かったのだが、11 に変えてからはそれがかなり減った。地味な変化ではあるが、こういう改善は使い勝手に直結してくるので侮れない。

3.充電回数が減り快適に

iPhone 11 は X と比べ電池持ちは4時間長くなり、単純計算で1.3倍になった。Bluetooth接続などを使わなければ、2日間充電なしで使うことも可能だ。もちろん、使えば使うほどに電池の容量が減るのは、リチウムイオン電池の宿命だが。

また少し本題から逸れるが、筆者にも Bluetooth のイヤホンやヘッドホンを使っていた時期があった。しかし、それらの充電という作業に加え、iPhone 本体の充電回数が増えることが煩わしく、結局有線のものに戻ってきてしまう日々である。

4. X のディスプレイが恋しい…

iPhone X が iPhone 11 と比べ確実に優れているのはやはり画面だ。筆者が 11 に感じた不満点は主にここ集中している。 X は有機ELディスプレイ、11 は液晶ディスプレイをそれぞれ搭載している。そして、11 の液晶画面は、解像度、コントラスト比、応答速度など、すべての点において X に負けているのだ。

11 の解像度は 1792 x 828 ピクセルであり、フルHDの動画を再生ができない。X のほうは 2,436 x 1,125 ピクセルなのだが、それ以上に重要なのはピクセルの密度である。11 は 326ppi X は 458ppi とかなりの差がある。ピクセルの並び方がそもそも違うこともあり、画面の緻密さに関しては X の圧勝である。

コントラスト比については、16:9 の四角い画面であればさほど気にならなかっただろう。しかし、動画再生時に画面に黒い部分が残る X や 11 の画面ではだいぶその意味が変わってくる。 コントラスト比 1000000:1 の X では、部屋の電気を消すと、動画だけだ浮き上がるように再生され没入感がある。対する 11 のコントラスト比は 1400:1 しかなく、電気を消しても動画を表示していない部分がモワッと光っており、いまいち動画に集中できない。

応答速度も有機ELディスプレイの X に軍配が上がります。どちらのディスプレイも 60fps 再生に対応していますが、Xは 30fps から 60fps に切り替えると明確に変わるのに対し、11 では 60fps でも残像感が残り釈然としない。 液晶と比べると有機ELは100倍近く応答速度が速いと言われており、単純に分が悪い。またこの残像感は、目の疲れにもつながるので、なにかと気になってしまう。

5.サイズとデザインには満足

iPhone 11 は iPhone X と比べて一回り大きく、約20gほど重い。20gの重さは意外にも体感できてしまうが、使っているうちに慣れてしまう程度ではある。画面が大きいことでより多くの情報が表示できるのは、実際かなり便利だ。

また、X の縁の加工が鏡面仕上げなのに対して、11 はアルマイト仕上げである。X を使っていて気になっていたことの一つは、鏡面仕上げだった。要するに指紋がつき放題なのだ。確かに高級感はあるが、実用的ではないと感じていた。

しかしいざ 11 を手に入れると、質感はいいが見た目が締まらない気がして、失敗したかなとも思った。結局この問題は、Apple 純正ケースを購入することで解決した。ケースについてはまた後日、詳しく書きたいと思う。

まとめ

128GB のモデルが欲しかったこと、同時に iPad を購入したかったこともあって、iPhone 11 pro ではなく iPhone 11 を購入した。そもそも iPhone X を使い続ける選択肢もあったのだが、Apple 製品はチップの世代によって OS の更新が判断されるということもあり、買い替えに踏み切ったのだった。結果として、かなり満足できる買い物だったと思う。11 のコストパフォーマンスは絶対に pro よりもいいし、シンプルな佇まいにも愛着が湧く。SE という新たな選択肢が示された今でも、11 を選ぶことは十分に意味のあることだと思える。今は、iPhone 12 の発表を楽しみに待ちたい。

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