MacBookとiPhoneユーザーにとってiPad miniは本当に必要？【レビューと活用法】

「iPadって本当に必要？」という疑問をお持ちの方に、1か月間使い込んで分かったことを詳しくレビューします！

iPad mini を購入したい理由

私は普段、M3 MacBook Airをメインで使っています。しかし、もっと機動性が欲しいと考え、iPad mini 7を購入しました。

主な目的は以下のとおりです

• ブログ執筆
• Lightroomでの写真編集
• ゲーム
• 電子書籍（Kindle）
• 動画鑑賞

特に写真編集やKindleでの読書に最適。一方で、ブログ執筆やノート代わりとしてはやや物足りない部分もあります。

開封と外観

いつものこの箱。

このシールをめくる瞬間はいつもワクワクしますよね

色はスペースグレーを選択しました。

iPad miniって正直どう使う？

Kindle端末として優秀

Kindleとしては、非常に優秀。

私は、もともと「読書は紙か電子ペーパーでしか読みたくない」というタイプでした。

Kindle Oasisも所持しており、電子書籍はKindle Oasisで読むことが基本。

iPhoneのKindeアプリでも何度か読もうと挑戦したのですが、挫折することが何度か。

iPhoneでの読書は、読書中の通知や他のアプリの誘惑に負けて、長時間本の世界に入り込むということができずにいました。

なので、iPad miniでの読書もどうせ同じようなものと思っていたのですが、使ってみると電子書籍端末としても優秀。

• 画面がiPhoneよりも大きい
• iPhoneと違って常にネットにつながっていないので通知が来ない
• iPhoneと違ってSNSアプリを入れていない

というところが大きいです。

iPhoneでの読書はページめくりが多くて、地味なストレスで読む気が起きず。

どこにいても常にネットにつながっているので、他のことがすぐできてしまうという誘惑もあるし、通知も届く・・・

SIMモデルはどこでもネットが繋がってしまいます。

といった読書から気を逸らす要素が、iPhoneにはたくさんありました。

iPad miniにはこういった要素を極限まで減らすことで、一冊を集中して完読することもできました。

写真編集もやりやすい

写真編集もiPad miniで非常にやりやすく当たりでした。

私は、Lightroomを中心とした写真管理をしています。

普段はMacBookを27インチモニターに繋いで写真編集をしていたので、画面の小さいiPad miniは下位互換としか考えていませんでした。

ところが、今ではMacで写真編集をすることがなく、iPad miniばかりで写真編集をしています。

理由は２つ。

• 手に持って写真を確認できるため、没入感が高まる
• 指先での操作が直感的でスムーズ

ここが私に刺さりました。

特にiPad miniを手にとって写真をパラパラとめくっているような感覚は、アナログの写真を思わせるところがあります。

ブログ執筆には微妙

一方で、ブログ執筆に関してはiPad miniは微妙でした。

理由は以下のとおり：

• Macとキー設定が統一できない

• タッチ操作とキーボードの行き来が煩雑

私はUSキーボードを使っていますが、iPadでは細かなキー設定が変更できず、執筆にストレスを感じることが多かったです。

特にMacでは行っているKarabinerによるキー設定の変更はiPadにも反映したいところ。

短いメモや記事の修正には便利ですが、本格的な執筆にはMacBookを使うほうが快適です。

またiPad miniに外部キーボードをつけてもマウス操作は画面タッチです。

キーボードと画面の指の行き来が地味にストレスでした。

ノート代わりにはしんどい

私は普段からメモ用やブログの下書き用にコピー用紙を持ち歩いています。

iPad miniを手書きのメモノート代わりにしようかと思ってペンも買ったのですが、はまりませんでした。

iPad miniがノートとして向かなかった理由

• 書き心地は紙に勝てない
• 開くまでのワンアクションが面倒
• 小さく字を書けない
• 物理的に重い
• カメラの出っ張り邪魔すぎ

といった理由です。
ひとつひとつ紹介していきます。

書き心地は紙に勝てない

ペーパーライクフィルムを貼ってペンで書いてみたのですが、本物の紙に書き込む感覚には遠く及ばず、やはり画面に書いている感がします。

私は筆圧強めでコピー用紙にガリガリ書くのが、大好きなので一部の人には当てはまらないかもしれませんが、

メモ帳を開くまでのワンアクションが面倒

iPad：ペンを出す→指紋認証→メモ帳アプリを開く→フォルダを探す→書き込む

紙のノート：ペンを出す→ページを開く→書き込む

と、２アクションほど違います。

わずかな差ですが、この２アクションの差がストレスで結局紙に戻ってきました。

また、iPadはメモ帳をしばらく触ってないと画面が暗くなってしまうのもノートとしてイマイチでした。

小さく字を書けない

これは私だけではないはず。

紙で書くより、iPadに書く方が書きにくいです。

普段書く字より1.5倍ぐらいの大きさで書いてようやく読めるレベル。

そうなると、ただでさえmini画面なのが、数行書くだけで画面が埋まってしまう。

書き心地が違うので、紙と同じ大きさに書けないんです。

これは店頭などで試してみてください。

物理的に重い

iPad miniの重さは293gです。

ペンとケースも合わせると500g弱ほどになります。

miniサイズなので、持ち運びにはそんなに苦じゃないかなあと思ったのですが、思ったより重い。

紙のノートであれば100g程度。

外で作業する時は基本MacBookなので、それに加えてiPad mini (500g) がついてくるのは体力的にしんどい。

あと、iPad miniは充電が必要なので、ノートと違ってカバンに入れっぱなしにできない。
iPad mini重いけど持っていこうかなあという無駄な葛藤が生じます。

カメラの出っ張り邪魔すぎ

iPadのカメラに画質を求めている人っているのでしょうか？

っていつも思ってます。

実際、カタつくせいで書きにくい。

こういった理由からノートとして使わなくなり、ペンはクローゼットに眠っています。

ノートとしての使い道に迷っている人は、お手頃なサードパーティ製のペンから試してみるのすすめです。

MacもあるしiPhoneもあるのにiPad miniは買いか？

MacBookも持っているし、iPhoneも持っている人にとって、iPad miniは必要なのか？

私は「優先度は高くないが、金銭的余裕があるならあった方がいい」という考えです。

正直iPadはなくても困りません。

私がよく使っている写真編集もKindleもiPhoneとMacがあればできてしまいます。

でもiPadでやる方が便利な場面はいっぱいあります。

iPadはなくてもできないわけじゃないけど、あれば便利なツールです。

グリーン車のようなイメージ。

これを金銭的に許容できるのであれば、買えばいいですし、許容できないのであれば買わなくていいと思います。

ただ、Macを持っていなくて、パソコンに使い慣れていない人にとっては、ちょうどいいアイテムになってくれるでしょう。

『iPad mini』におすすめのアクセサリ

最後に私のおすすめのアクセサリを紹介します。

NIMASOガラスフィルム

NIMASOのガラスフィルムには光沢と非光沢の２種類ありますが、私は光沢を使っています。

写真編集などをする人は光沢で、読書中心の人は非光沢がおすすめ。

ガイドも付いてくるし、補償付きで失敗したら交換品を無償で送ってくれます。

PITAKAカバー

純正のスマートカバーよりも角度調整のバリエーションが豊富だし、ペンホルダーが付いているし、安いしで、ケースはPITAKAのカバーを購入する予定です。

重さも145gしかないし薄さも2.5mmで、純正より優れています。

サードパーティ製のペン

ヘビーユーザーでない限り、純正のApple Pencilは高すぎます。

そこで、私は見た目もほとんど変わらなくて、ワイヤレス充電にも対応したサードパーティ製のこちらのペンを購入しました。

まとめ｜結局『iPad mini』はどう使うべきか

おすすめの使い方	おすすめできない使い方
写真編集 電子書籍の読書 軽いブログ執筆 動画鑑賞	ガッツリとしたブログ執筆 手書きノート

iPad miniは正直使うのかなって不安ながら購入しましたが、かゆいところにてが届くアイテムです。

買ってよかったと思う反面、買う前に想定していた使い方には合わなかったなという面もあります。

特に手書きノートをメインとして考えいましたが、想像以上に手に馴染まず、紙のノートにすぐに戻してしまいました。

また、ブログ執筆はMacでオリジナルで設定しているショートカットキーが使えないなどの問題もあり、ガッツリ長文には、向いていない感じ。

iPad miniは「あると便利」なガジェットで、私も購入して後悔はしていません。MacやiPhoneでは補えない機動性が魅力で、特に「ちょっとした作業を出先で済ませたい人」にぴったりです。

購入を迷っている方の参考になれば幸いです！