こんにちはナニガシです。
本記事では、ハーマンミラー社のセイルチェアをレビューします。
ハーマンミラー社のチェアの中では、エントリーモデルの位置付けですが、高価でなかなか手が出しづらい。
ただ、どんな家でも馴染んでしまうこのデザインが素晴らしい。
デザインはいいけど、機能面はどうなんだ?
インテリアも捨てたくないし、機能面も捨てたくないという思いでセイルチェアを選択しました。
結論、インテリアと機能性を両立させたい人には間違いないオフィスチェアだと感じました。
今回は、そんなセイルチェアを購入してから3ヶ月経過しましたので、特徴や使用感をたっぷり写真を交えてレビューしていきます。
- セイルチェアを買うかどうか迷っている人
- セイルチェアを家具レンタルするかどうか迷っている人
- 機能性も捨てたくないけどオシャレなオフィスチェアを探している人
- 1Kや1Rの部屋にもおけるオフィスチェアを探している人
- 圧迫感のないサイズ感
- 軽くて取り回しがしやすい
- あるだけでインテリアが垢抜けるデザイン
- ホワイトだけど汚れに強い
- メッシュに埃が溜まる
- 前傾機能はほぼ使わない
- オフィスチェアの中では高価
『セイルチェア』の特徴
セイルチェアは、ハーマンミラー社によってデザイン、製造されているエントリーモデルのオフィスチェア。
パッと目を引く背もたれが一番の特徴です。
- ブラック/ホワイトがベースのカラー展開
- どんなインテリアにも馴染むデザイン
- 洗練された背もたれ
- 物書きをするのに役立つ前傾機能
スペック
- 高さ: 890 – 990 mm
- 幅: 730 mm
- シート高: 425 – 525 mm
- シート幅: 500 mm
- シート奥行: 430 – 480 mm
- アーム高: 570 – 780 mm
外観デザイン
通気性抜群の背もたれ。
向こう側が透けて見えるのも圧迫感がなくていいです。
調整機能
デザイン重視かと思いきや、座面の前後機能、チルト機能、アームレスト調整機能等、中身もしっかり作り込まれています。
この丸いレバーは回すとチルトの重さを調整できます。
その左についているのは、座面の上下機能です。
後で紹介しますが、私は座面カバーをつけているので、カバーが映り込んでます。
反対側には、座面の前後調整レバーと前傾機能、チルト機能のオンオフレバーがついてます。
私はノーマルモデルなので、つけなかったのですがさらにオプションで、ランバーサポート、フルアジャスタブルアーム等々、追加オプションもあります。
予算がある方はたんまりと機能を盛っていくのもありでしょう。
私のはホワイトモデルですが、ブラックモデルやその他カラーもあります。
私は部屋の雰囲気に合わせてホワイトにしました。
エントリーモデルとはいえど、全体的に高級感が溢れチープ感は全く感じません。
ここはさすがといったところでしょうか。
『セイルチェア』の3ヶ月使用感レビュー
ここからは、セイルチェアをテレワークやブログ執筆などで3ヶ月使ってみて感じたことをレビューしていきます。
そこそこの座り心地と洗練されたデザイン
ハーマンミラー社のマーク。
脚は、金属フレームもあるのですが、私は予算の関係で樹脂のフレームにしました。
惚れ惚れするデザイン。
家に帰って目に入るたび「買って良かった」と心から感じます。
3ヶ月経ちましたが、毎朝起きるたびにこのデザインには惚れ惚れします。
主張はしないけれど、どんなインテリアの雰囲気にも溶け込んでしまうデザインは流石です。
色さえ気をつければどんなインテリアにもマッチすると思います。
私は、オフィスチェアの機能性は欲しいけど、部屋にオフィス感を出したくなかったので、デザインも重視してました。
機能性や座り心地だけでいえば、エルゴヒューマンやコンテッサセコンダとかの方が格上でしょうね。
背もたれがやはりエラストマーということもあり、メッシュ生地よりは硬いです。 なので、痩せ型の私は背骨が当たってちょっ痛いです。
長く座るときは、ここにクッションなどを置いてます。
ランバーサポート付きだったら解決するんですかね?
ただ、このデザインはこっちの方が好みなので、所有欲がめっちゃ満たされます。
総合的に見て全く後悔なしです。
圧迫感がない
以前は、Cofo Chair Premiumを使っていたのですが、1K9畳でも圧迫感がすごかったです。
家に帰ってきたら目の前に「オフィスチェアです!」と主張してくるような感じがどうも苦手で手放してしまいました。
ところが、セイルチェアに変えてからは、全くオフィスチェア感がなく、机の前にピッタリと収まってくれます。
向こう側が見える背もたれというのが効いてそう
我が家では、壁にプロジェクターを投影しているのですが、セイルチェアであれば、プロジェクターの映像と被ることがないので、めっちゃいいです。
これがめちゃくちゃ嬉しくて、これまでプロジェクターを見るときは椅子を動かしてたのですが、その必要がなくなりました。
最高です。
ホワイトでも実は汚れに強い
ホワイトカラーだから汚れやすいのでは?と思われそうなのですが、意外とそうでもなかったりします。
背もたれがやはりエラストマーでできていますので、たとえ汚れてもがっつり水拭きできてしまうのが強いです。
私は夏場に背中によく汗をかくのですが、汗が染み込むことがないという安心感は半端ないですね。
ただ、座面はクッションタイプなので、ジュースなどこぼしたらちょっとやばいですね。
一応、私は座面カバーをつけて万が一の時を防いでます。
色は少し濃いグレーになってしまいますが、雰囲気も大きく壊すことがないのでお勧めです。
人間お尻や脚からも汗をかきますし、保険でつけておくことをお勧めします
軽くて取り回しがしやすい
セイルチェアの重さは16.8-18.1kg(公式スペック)です。
たとえば、私が以前使っていたCofo Chair Premiumは、、26kg(公式スペック)です。
セイルチェアはオフィスチェアの中では、間違いなく小型で軽い方です。
キャスターも滑らかなので、片手でヒョイッと部屋の端から端まで移動できてしまうのが最高です。
私はよく部屋に友達が来るのですが、その時にデスクから食事用のテーブルにセイルチェアを移動させて談笑してます。
ちなみに、ダイニングテーブル用の椅子は、Yチェアのリプロダク品を使用しています。
前傾機能は全然使わない
ここからはちょっと気になる点。
デメリットというほどではないのですが、前傾機能を全く使ってません。
私は、毎日ブログネタをまとめたり、日記を書いたりするのに、手書きを使ってます。
買った当初は、「手書きも結構するし使うかな〜」という気持ちだったのですが、使いませんでした。
小学生の頃に初めて椅子に座ってからこれまで”前傾機能”というものに慣れ親しんでこなかったので、使った時に違和感がすごかったです。
結局、一回試しにやってみたもののその違和感に慣れることができず、使わずじまいに。
前傾機能が気になっている方は一度店頭で試してみるといいですね
メッシュに埃が溜まる
これはX(Twitter)でもよく言われているのですが、背もたれの下部に埃や髪の毛が溜まってしまいます。
仕方がないと割り切ってます!
気になった時にウタマロを吹きかけて、サッと拭き取ってます。
本当は掃除機で吸った方が良さそうだけど、面倒くさくてやってない
『セイルチェア』レビューまとめ
- とにかくデザインがよく、部屋が引き締まる
- 大きすぎず、部屋が狭くても邪魔にならない
- 軽いので小回りが効く
- 前傾機能を使う人には便利
- メッシュに埃が溜まる
- 背もたれがふかふかではなく、硬め
- オフィスチェアにしては高い
今回は、ハーマンミラー社のセイルチェアをレビューしました。
- 主張しないオフィスチェアが欲しい人
- インテリアにこだわりたい人
- 前傾機能が欲しい人
- 軽くて取り回しのしやすいオフィスチェアが欲しい人
COFO Chair Premiumにあったフットレスト、ヘッドレスト、ランバーサポートがなくなったのですが、全く気になりませんでした。
どの機能も実質使ってなかったので笑
むしろ小型になって軽くなってメリットしかない。
総合的に後悔が全くなしです。
正直オフィスチェアの中では、すごく高い買い物です。
まずは、店頭で試座からお勧めします。
街中であればアクタスに行けば置いてありますので、どうぞお試しください。
座面カバーはとりあえず買っておくと安心ですよ。