ナニガシこんにちは！ナニガシ(@nanigashi_net)です。
FUJIFILM X100VIを手に入れてから、写真撮影が本当に楽しくなりました。ただ一つ、地味にストレスだったのが、撮影後のデータ取り込み。
とりあえず安いのでいいやと思った数百円のSDカードリーダーをもともと使っていました。
しかし、4000万画素のX100VIにとっては読み込みが遅すぎて、ストレスが溜まってました。
「デスク周りはUSB-Cで統一したい」「持ち物はミニマルに、でも性能は妥協したくない」
そんなワガママな僕の理想を叶えるカードリーダーを探し求めて、ようやく完璧な答えにたどり着きました。
それが、今回紹介する『Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー』です。
ナニガシこれは、カメラ好きにとって、まさに「最後のピース」になり得る逸品。さっそくレビューしていきます。
開封の儀
もはやお馴染み、Ankerの洗練されたパッケージ。開封体験からすでに満足度が高いのがAnker製品の良いところですよね。
梱包は、至ってシンプル。
中身はカードリーダー本体のみ。この潔さが、ミニマリストの心をくすぐるわけです。
『Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー』の特徴
外観
見てください、この佇まい。MacBook Proのスペースグレイと並べた時の親和性が完璧すぎます。梨地処理されたアルミニウムの質感は高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
何よりこのコンパクトさ。指先でつまめるサイズ感なので、Peak Designのテクトポーチの中でも迷子になってしまうほど。でも、それがいいんです。
スペック
Anker USB-C 2-in-1 カードリーダーの主なスペックはこちら。
- 接続端子: USB-C
- 対応スロット: SDカード / microSDカード
- データ転送速度: 最大5Gbps
- 対応OS: macOS / Windows / iPadOS / Android
- 製品型番: A83700A2
特筆すべきは、UHS-I規格に対応し、最大5Gbpsの転送速度を実現している点。
これが、作業効率を劇的に変えてくれます。
『Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー』の良い点
「なぜこれが最適解なのか」その理由、つまりメリットから紹介します。
とにかく早い、いや、爆速。
これが最大のメリットです。
私はRAW撮影をしないので、JPG/HEIFでしか読み込んだことがないのですが、X100VIの4000万画素のJPG/HEIF数十枚をMacBookにコピーする際、プログレスバーが一瞬で終わります。本当に、数秒。
これまで数百円のカードリーダーで我慢して、読み込み待ちをしていた時間はなんだったのか。
すぐにLightroomで現像を始められるこのスピード感は、一度体験すると元には戻れません。
Type-Aがないのは、むしろメリット
僕のデスク周りは、MacBook、iPad mini、外部モニターと、すべてUSB-Cで接続されています。
「USB-A？もう使ってません」というミニマリストにとって、余計な端子がないこのシンプルさは正義です。USB-A/C両対応の製品もありますが、「使わないものは、はじめからない方が美しい」と思いませんか？
ナニガシコンビニ印刷は、USB-CがなくてもSDカード差し込み口がありますからね。
『Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー』の気になる点
続いて、人によってはデメリットに感じるかもしれない点です。
キャップがない
このミニマルさの代償として、端子を守るキャップがありません。ガジェットポーチに無造作に入れると、ホコリが少し気になります。
SDカードが差しにくい（ことがある）
SDカードを「裏返して」挿入する仕様のため、最初は少し戸惑うかもしれません。
カードの差し口は狭くて、カードをまっすぐ入れないと、認識してくれません。
私は何回か失敗して、「あれ？」と苦戦していました。
あと、SDカードを差し込んだ時の「カチッ」感がないので、本当に刺さったかな？と気になってしまう。
細かい部分ですが、逆に言えばこれぐらいしか欠点がない。
ちなみにmicro SDは”表向き”に差します。
『Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー』はどんな人におすすめ？
ナニガシこれはもう、断言できます。
- 高画素ミラーレス（Xシリーズ、α7シリーズ、Leica Qなど）を持つフォトグラファー
- デスク周りや持ち物をUSB-Cで統一している、または統一したいミニマリスト
- サードパーティー製は不安だけど、安くて信頼できるリーダーが欲しい人
上記に一つでも当てはまるなら、買って後悔することはないはずです。
まとめ
たかがカードリーダー、されどカードリーダー。
『Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー』は、撮影から現像までのワークフローから、地味なボトルネックを取り除いてくれる最高の投資です。
データ転送という「作業」の時間が短縮されることで、より多くの時間を「創作」そのものに使えるようになります。
1,000円台でこの快適さが手に入るなら、選ばない理由はありません。
ミニマルを愛し、最高のクリエイティブ環境を追求するすべてのフォトグラファーに、自信を持っておすすめします。
