- Epson EF-21がおすすめな人とそうでない人
- Epson EF-21を実際に使った感想
- EF-21を買うべきか、上位モデルのEF-22を買うべきか

こんにちは!ナニガシです。
ダクトレール設置可能なプロジェクターを探し求めていたところ、去年に発売されたばかりのエプソンEF-21を見つけたので、購入してみました。
結果から言うと大満足。
早速『今年買ってよかったアイテム』に入りそうな勢いです。
何より価格と性能のバランスが素晴らしい。
エプソンの公式動画&公式サイトを見ても、情報があまり得られないので、迷っている人に向けて記事を書くことにしました。
開封の儀






付属品はこれ以外に説明書、保証書が付属しております。
『EF-21』の特徴
スペックと外観を紹介します。
表で見る『EF-21』のスペック
まずは、Epson EF-21の特徴についてお伝えします。
『EF-21』の外観


私はホワイトカラーを選びました。
なので、”white”の頭文字を取って「EF-21W」ですね。
本当はブラックカラーが欲しかったのですが、EF-22にしかブラックはなく、諦めることに。


天井の色やダクトレールの色と同化できるホワイトを選びました。


他の色は、可愛い系の色で、部屋を選ぶなあという印象でした。(何を狙っているのか不明)



この辺りの配色がいかにも日本企業って感じがします、、、(個人的には家電は目立たせたくない派なので、シルバーとか黒とかグレーがいいな)
表で見るスペック
Epson EF-21の特徴を表にまとめました。
Epson EF-21W | Epson EF-22 | |
---|---|---|
Amaoznカスタマーレビュー | 5つ星のうち4.37 | 5つ星のうち4.37 |
Amazon価格 | ¥96,436 | ¥121,782 |
特長 | スタンドなしのコンパクトモデル | スタンド付き、低音強化の上位モデル |
本体サイズ(W×D×H)/質量 | 197×110.5×191 (mm)/約2.4kg | 236×191×191 (mm)/約3.1kg |
スクリーン解像度 | Full HD | Full HD |
光源/明るさ (最 大値) | レーザー/全白・カラー1,000lm | レーザー/全白・カラー1,000lm |
コントラスト比 (最 大値) | 2,500,000:1 | 2,500,000:1 |
スピーカー内蔵 | ✔(5W×2) | ✔(5W×2 パッシブラジエーター) |
HDR対応 | ✔ | ✔ |
台形補正機能 | 自動 | 自動 |
自動スクリーンフィット | ✔ | ✔ |
Android TV/Google TV 機能 | Google TV | Google TV |
スタンド有無 | ✘(フット有) | ✔ |
保証期間 | 3年保証 | 3年保証 |
後で、詳しく書きますが、私は軽さと昼間でも見れる明るさに惹かれて購入しました。


スタンドはEF-21にはありませんが、収納可能なミニフットがついております。


付属品


付属品は、電源コードとリモコンと説明書兼保証書です。
『Epson EF-21』の良い点



まずはメリットから。
とにかく明るい|昼間にカーテンを開けても見える


私は昼間にプロジェクターを見ることも多いので、明るさも気にしていました。
さっそく昼間に視聴してみたところ、カーテンを閉めなくても十分見える。
めちゃくちゃ明るい。
もちろんカーテンを閉めればよりはっきりと見えるのですが、開けていても字幕の文字など色もはっきり見ることができます。
軽い|ダクトレールに設置可能


EF-21の重さは2.3kgです。
なので、耐荷重5kg(片側2.5kg)のダクトレールに取り付けることができます。
おかげで、ほとんど自分の影が入ることもないし、掃除の邪魔にならないしで最高。
ダクトレールがあれば、賃貸でもプロジェクターが天井設置できるのでおすすめです。
もちろん重たい電源アダプタはなく、電源コードだけでつながります。
最新のGoogle TV|Netflixが見れる


OSはAndroid TVではなくGoogle TVです。
そのため、Netflixも公式対応。
Android TV 10.0だとNetflix が見れないのですが、Google TVであれば公式対応しており、安心して視聴できます。
リモコンにもNetflixボタンがあり、一発で起動できるのも嬉しいところ。
他にもGoogle TVのおかげなのかYoutubeの倍速再生もできるのが地味に嬉しい。
リモコンは普通に使いやすい
リモコンはよく考えられて作られています。
ボタンの色が一部違ったりして、ボタンひとつひとつの視認性がよく使いやすいです。
Youtube、Netflix、Prime Videoボタンもあって、一発でアクセスできます。
特にストレスなく使用でき、満足しています。
ちなみにリモコンのボタンをSwtichbotに学習させることで、スマホを使って操作することもできます。
電源オンオフだけはアレクサの音声操作でもできました。
そしてこの価格である
EF-21は108,900円です。(記事執筆時点)
この価格帯のプロジェクターってXGMIで言えば、Halo+、Ankerで言えば、Capsule 3 Laserあたりがライバルになると思います。
ところが、私にとってはEF-21の方が優れていました。
店頭で比べたのですが、Halo+よりもCapsule 3 Laserよりも、EF-21の方が音質も明るさも圧倒的でした。



軽さとデザインは負けますが…
この価格帯でこれを出してくれるのは、本当にありがたい。
Epson EF-21の気になる点
続いてはデメリットです。
ただ、基本的にはほとんど弱点がなく、絞り出して考えました。
HDMI端子が一つしかない


HDMI端子が1つしかないため、ゲーム機やFire TV Stickなど複数のデバイスを接続したい場合は不便です。



抜き差しするとプロジェクターの投影位置がブレる!
私はマグネット式HDMIアダプタを利用して解決しました。




音質は「悪くはないな」ぐらい
おそらく多くの人が気になるであろう音質ですが、私の感覚では「まあ別に悪くはないな」という感想です。
音質にはあまりこだわりはない方ですが、よくいえば「全く音質が悪いとは思わない」と思う一方で、こだわる人は物足りないだろうなという印象。
特に低音が響くという感じはなく、迫力のある映画を見る時には、物足りないと感じると思います。
私はEchoにBluetooth接続させて、動画鑑賞して音質の向上をさせています。



動画視聴の際にBluetoothの遅延は感じませんでした
私は、Echo一台の方が、EF-21の本体スピーカーよりも音質がいいと感じました。
ただ、映画ではなくYoutubeとかをダラダラ見る分には、声もはっきり聞き取れるし、全く問題ないレベルです。
気になる方は、外部スピーカーを買いましょう。
デザインはイマイチ


ここはエプソンに頑張って欲しいところ!
プロジェクターって見える位置に置くアイテムなので、割とデザインって大切です。
デザインがいいプロジェクターといえば、XGIMI製のものが有名です。


XGIMIは金属製の外装で排気穴すらも美しい。
他のもAnker製など。


それに対して、エプソンのEF-21はプラスチック感を感じ、全体的に安っぽく見えます。
所有欲という観点では、まだまだかなという印象です。
ただ、機能面ではコスパも素晴らしいし、日本企業ということで応援しています。
スタンド搭載のEF-22は見送った


Epson EF-21には上位モデルのEF-22があります。
大きな違いは2つ。
細かい点で言えば、重さが違ったり、、消費電力がわずかに違ったりはしますが、大きな違いはこの2つと思っておけばいいです。
EF-21が108,900円なのに対して、EF-22が137,500円だから結構な差です。(記事執筆時点の価格)
私のおすすめはスタンドなしのEF-21です。
理由は、スタンドなんてなくても角度調整できるし、パッシブラジエーターもなくてもBluetoothスピーカーを使えば問題ないから。むしろEF-22はスタンドのせいで天井設置ができないし、重くなっている。
それだったら差額の3万円使って、Alexa2台とFire TV Stickでステレオ環境構築した方が音質もよっぽど良くなります。



私はEcho(第4世代)一台だけBluetooth接続していますが、遅延なく、本体よりも音質が良くなって満足しています。
EF-22はスタンドに三脚穴が付いているので、ダクトレールの設置ができなくなります。
また、EF-21の重さが2.3kgなのに対して、EF-22は3.0kgです。
市販のダクトレールのほとんどが片側2.5kgの耐荷重ですが、EF-22はスタンドのせいでそれをオーバーしてしまいます。
ダクトレールにつけたい人は、EF-21一択。
絶対に買うべき『Epson EF-21』の周辺アイテム【5選】
絶対に買っておくべき周辺アイテムを5つ紹介します。
短めの電源コード


Epson EF-21には、購入当初から1.8mの電源コードが付属しています。
おそらくどんな家庭にも合うようにということでこの長さになっているのだと思いますが、正直長い。
ダクトレールにこのまま設置すると、天井がごちゃごちゃになって全く美しくない。
そこで、より短いサードパーティ製の電源コードを買いましょう。
私はKaito Denshiのこちらの20cmのものを使っています。
長さは20cmでダクトレール周りがめちゃくちゃすっきりします。
Amazon Echo(アレクサ)


私はEchoをBluetooth接続して、動画の高音質化をしました。
さらに、音質にこだわりたい人はFire TV StickとEcho2台で高音質化できます。



Echoもダクトレールに設置してスッキリ。
マグネット式HDMIアダプター
EF-21はHDMI端子が1つしかありません。
ゲーム2台持ちの方やFire TV Stickとゲームを併用している方には、不便。
抜き差しのたびにに位ズレして、画面補正をして、不便すぎる。
そこで、位置ズレをさせずにHDMI端子を抜き差しできるマグネット式HDMIアダプターを購入しました。
これでSwitchを簡単に抜き差しできるようになりました。
HDMI機器を多く持っている人はとりあえず買っておくべきアイテム。
ダクトレールフィクサとダクトレールコンセント


EF-21をダクトレールに固定するためのフィクサと電源供給のためのコンセントです。
私はこちらのフィクサ(Aタイプ)とこちらのコンセントを購入しました。
対荷重は5kgあるので、安心。
フィクサーは360°角度補正ができるので、投影場所を自由に調整できます。
私は少し斜め右下に向けて投影して、台形補正で調整しています。
盲点でしたが、意外とよかったのが、フィクサ自体の長さが結構あること。
投影位置を目線の高さまで低くしやすいです。
ダクトレール
そもそもダクトレールもないという方にはPanasonic製のこちらをお勧めします。
安定のパナソニック製で長さも2mあるので、投影距離を最大限稼ぐことができます。
対荷重も片側で3kgあるので、EF-21の2.3kgに対して安心。
まとめ|『Epson EF-21』はどんな人におすすめ?
『EF-21』は、価格を考えると間違いなくベストプロジェクターです。
- 優れた明るさと軽さの両立。
- 狭い部屋でもダクトレール設置で投影距離を稼げる
- Google TV搭載でNetflixも対応
- 音質もBluetoothスピーカーで挽回可



エプソンの宣伝が下手なのか、こんないいプロジェクターなのにほとんどレビューないし、Youtubeにもほとんど動画上がってないというのが残念にならない。



