- カエディアモバイルコンプレッサーの実使用レビュー
- カエディアモバイルコンプレッサーのメリットデメリット
- カエディアモバイルコンプレッサーと小径車の相性が抜群である理由
- 電動空気入れが、自転車界の時短家電である理由
こんにちは!Brompton乗りのナニガシです。
7月のプライムデーで、Bromptonのために電動空気入れ「Kaedear(カエディア)モバイルコンプレッサー」を手に入れました。
これまでPanaracerの空気入れを使っていましたが、Bromptonのバルブ合わず、使いづらさを感じていました。
Bromtonは小径車なのでスポーク間の距離が狭くて、空気入れのアダプタが刺さりづらい…
そこで、取り回しがしやすい電動空気入れが気になって、購入時点で一番評価が良さそうなKaedearのモバイルコンプレッサーを買いました。
早速開封して何回か使ってみたので、使用感などをお伝えしたいと思います。
地味なアイテムですが、手動の空気入れを使っている人はもう全員買って欲しいレベル。
まだ7月ですが、今年買って良かったものランキングに入選すること間違いなしです。
おすすめできる人 | おすすめできない人 |
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長距離を漕いでパンク保険を持ちたい人 長旅に出る人 小径車用の空気入れを探している人 空気入れがだるいと思っている人 | 軽量な空気入れを求めている人 |
開封
箱に入って届きました。
内容物は以下の通りです。
- 本体
- 収納袋
- エアホール(15cm米式)
- エアホール(30cm米式)
- ボールニードル
- 浮き輪ノズル
- 仏式アダプタ
- 英式アダプタ
- 説明書
このモバイルコンプレッサーは、米式、仏式、英式のバルブに対応しており、ほとんどの自転車で使用できます。
また、浮き輪とかボールとかにも使えるので、子供がいるお家でも大活躍ですね。
とりあえずこれ一台買っておけば、空気入れは全て任せられるって感じですね。
『Kaedear モバイルコンプレッサー』の特徴
Kaedearは2019年創業のバイク用品メーカーで、横浜に本社があります。自転車だけでなく、バイク用品全般を取り扱っています。
モバイルコンプレッサー以外にも、バイク用のスマホホルダー、ドラレコ、ライトなどバイク用品全般を取り扱っているみたいです。
そんな日本企業のKaedearから販売されたモバイルコンプレッサーです。
外観
大きさは缶コーヒーとペットボトルの中間くらいのサイズといったところでしょうか。
色は黒だけです。
ボタンは、合計5つあります。
真ん中は電源オンオフやスタートボタンです。
「U」ボタンを使ってモード切替が行えます。
空気圧は「+」「-」ボタンで設定しておけば、オートで停止するようになってます。
直感的な操作でできるので、操作に迷いませんでした。
またタッチパネル式ではないので、手袋をしたままでも押せるのが嬉しいです。
実はライトも搭載されていて、暗い中でも照らしながら作業をすることができます。
地味だけどすごくありがたい機能。
充電ポートはType-Cです。
付属のケーブルはUSB-A to Cのケーブルでした。
我が家からLightningとMicro USBを排除しようとしているので、Type-Cなのはすごく嬉しいです。
スペック
気になるスペックですが、表にまとめてみました。
カエディア モバイルコンプレッサー | |
---|---|
重さ | 420g |
モードの種類 | 自転車/バイク/ボール/自動車/ボール/カスタムモード |
充電時間 | 2〜3時間 |
連続稼働時間 | 10分以内 |
入力端子 | Type-C |
対応バルブ | 英式/仏式/米式/ボール/浮き輪 |
『Kaedear』の良い点
これまでPanaracerのフロアポンプを使って空気を入れていました。
Kaedearの電動空気入れに買い替えてから感じた良かった点をお伝えしたいと思います。
持ち歩きが楽
重さは420gもあり、軽くはないのですが、それでもフロアポンプと比較したら遥かに軽いです。
しかも小さな袋に収納できてしまうほど。
長期の旅であれば、とりあえずバッグの中に入れて、携行することもできます。
スポークに引っかからない
小径車限定のお話かもしれません。
小径車であるブロンプトンはスポーク同士の感覚が狭く、ノズルがつっかえて綺麗に取り付けられませんでした。
ところがカエディアの空気入れは、ノズルがまっすぐで小さいので、楽々取り付けることができます。
ブロンプトンに負荷が掛からなくなったと思うと、買って良かった。
体が楽
フロアポンプって腰を曲げながら体をへこへこしなければなりません。
運動にはなりますが、腰が痛くなったり、真夏には苦しかったりします。
また、フロアポンプは屋内で使う時に床が汚れるのも使いづらいですよね。
Kaedearの電動空気入れはボタンひとつで空気を入れられます。
1ヶ月間空気を入れてなかった、Bromptonの16インチタイヤに空気を入れてみたのですが、30秒かかるかどうかで満タンになりました。
手動のタイプと比較してスピードも速いし、楽です。
自転車に乗る機会が増えた
これまでタイヤに空気が入っていないと、「空気入れだるいから徒歩で行くかあ」という気分になってました。
ところがKaedearを購入してから、空気入れは楽な行為という意識が芽生え、出かけたい時にささっと空気を入れて自転車を出すようになりました。
また、マンションの駐輪場に保管しているロードバイクの場合も、今まではフロアポンプを駐輪場まで戻ってきて、空気を入れて、部屋にフロアポンプを戻して、ようやく自転車に乗れるって感じでした。
Kaedearのモバイルコンプレッサーに変えてから、空気を入れ終わっても部屋に戻る必要がなくそのままバッグに放り込めます。
いちいち部屋に戻る必要がなくなったのは本当に大きい。
ママチャリと比較して空気が抜けやすく、空気入れという作業がだるかったのですが、Kaedearモバイルコンプレッサーを購入してから抵抗がなくなりました。
まさに自転車界の時短家電。ドラム式洗濯乾燥機のような存在。
『カエディア モバイルコンプレッサー』の気になる点
正直気になるところはないのですが、1つだけ紹介します。
動作音が大きい
空気入れ中に音が発生しますが、これが結構大きい。
言葉で伝えるのが難しいのですが、iPhoneの最大音量のスピーカーよりもちょっとうるさいくらいです。
工事現場のドリルのような音がするため、夜間の使用は避けた方が良いでしょう。
特にマンションの室内で使う場合は、気をつけましょう。
夜中に使うのは控えたほうがいいでしょう。
ただ、夜に使わなければいいだけの話ですし、駐輪場で使う分にはそれほど大きな騒音にもならないでしょう。
事前にレビューで知ってたので、覚悟はしてましたし、想像よりは音量小さかったかな。
『カエディア モバイルコンプレッサー』はどんな人におすすめ?
以上「カエディア モバイルコンプレッサー」のレビューでした。
おすすめできる人 | おすすめできない人 |
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長距離を漕いでパンク保険を持ちたい人 長旅に出る人 小径車用の空気入れを探している人 空気入れがだるいと思っている人 | 軽量な空気入れを求めている人 |
長距離を漕いだり、長旅に出たりする人は、パンクのリスクが高まります。
そのため、空気入れを持ち運ぶ人も多いでしょう。
カエディアのモバイルコンプレッサーであれば、携帯式の空気入れであるにも関わらず1分程度で満タンにできます。
重さも420gしかないので、とりあえずバッグの中に放り込んでおくという使い方にぴったりです。
あとはBromptonのようなスポーク間の距離が狭くて、アダプターが刺さりにくいような車種にもぴったりです。
カエディアのモバイルコンプレッサーは先端まで細く、スポークに当たりにくい設計になってます。
私のような空気入れを正直だるいと思ってた人にもお勧めですよ。