
こんにちは!ナニガシ(@nanigashi_net)です。
長年愛用してきた電子書籍リーダー「Kindle Oasis」の調子が悪くなってしまいました。画面のヒビ、バッテリーの消耗、そして今となっては懐かしいmicroUSB端子…。


そろそろ買い替えかな、と思っていた矢先のAmazonプライムデーセールで、最新のKindle(無印)モデルが安くなっているのを発見!Oasisからの乗り換えに一抹の不安はありましたが、思い切って購入してみました。





結論から言うと、この買い替え、大正解でした。
この記事では、Kindle Oasisユーザーだった私が、最新のKindle(無印)を実際に使って感じたリアルな感想をお届けします。
「Kindle Paperwhiteとどっちがいいの?」「一番安いモデルで本当に大丈夫?」と悩んでいるあなたの背中を、そっと押せたら嬉しいです。
結論:小説メインならKindle(無印)で全く問題なし!


先に結論を言ってしまうと、小説やビジネス書など、活字中心の読書がメインなら、最も安価なKindle(無印)モデルで十分すぎるほど満足できます。
むしろ、上位モデルであるKindle Paperwhiteよりも優れていると感じる点も多くありました。これから、その理由を詳しく解説していきますね。
開封の儀




Prime Dayセールで安くなっていたタイミングで購入したので、お得に手に入れることができました。パッケージはシンプルで、Amazonらしいデザインです。





ケーブルはType-A to Cのものが付属します。
『Kindle(無印・第11世代)』の特徴
外観




ディスプレイとベゼルの間には少し段差があり、この点はエントリーモデルらしい仕様となっています。
最初は「安っぽいかな?」と思いましたが、実際に使ってみるとこのベゼルの出っ張りが意外と機能的で、画面を下にして机に置いても傷がつかないという安心感があります。





画面が直接机に触れることがないので、傷になりにくい!


ほかにも、カバンにしまうときも、ベゼルのおかげで他のモノと画面が擦れにくくなるのが嬉しいです。
Kindle(2024)のスペック
- 画面: 6インチ E Ink電子ペーパー (300ppi)
- ストレージ: 16GB
- 重さ: 158g(実測値は153g)
- バッテリー: 最大6週間
- 接続: USB-C、Wi-Fi
- 防水機能: なし


もちろん充電端子はUSB-Cです。
Kindle(無印)を使って感じた5つのメリット
Oasisからの買い替えだからこそ感じた、Kindle(無印)の素晴らしい点を5つ紹介します。
1. 圧倒的な軽さ!iPhoneよりも軽い153gは正義









参考にiPhoneとiPad miniの重さを載せています。
まず、箱から出して手に取った瞬間に「軽っ!」と声が出ました。それもそのはず、本体重量は実測値でわずか153g。これは、多くのスマートフォンよりも軽い数値です。
これまで使っていたKindle Oasisも当時は軽いと感じていましたが、無印モデルの軽さは別次元。カバンに放り込んでいても全く存在を感じさせず、通勤や旅行の負担になりません。


この「軽さ」は、読書体験にも直結します。片手で長時間持っていても全く腕が疲れず、どんな体勢でも楽に読書に集中できるのです。



取り出す抵抗がゼロなので、バス待ちとかでも読んでしまいます。
2. この小ささが心地いい!ズボンのポケットにも収まる携帯性


軽いだけでなく、本体が非常にコンパクトなのも大きな魅力です。OasisやPaperwhiteと比べると一回り小さく、男性ならズボンのポケットにすっぽり収まります。





もちろん私の土屋鞄のポケットにもすっぽり。




「画面が小さいと読みにくいのでは?」と心配する声もあるかもしれません。しかし、小説を読む分には全く問題ありませんでした。むしろ、このコンパクトさが片手での操作性を格段に向上させています。


ページをめくる際は画面の左側をタップするのですが、本体が小さいので、右手で持っていても左手で持っていても、親指が楽に届くのです。
3. サクサク動くページめくり!物理ボタンは不要だった


Kindle Oasisの最大の特徴は、ページめくり用の物理ボタンでした。 これがなくなることに一番不安を感じていましたが、結果的には全くの杞憂でした。


最新モデルはページ送りの反応も俊敏です。タップした瞬間にスッとページが切り替わる感覚は、Oasisよりもむしろ快適に感じるほど。物理ボタンがなくても、読書の没入感が削がれることはありませんでした。
4. 本を読みたくなる魔法?スリープ画面の表紙表示が最高


これは地味ながら非常に気に入っている機能です。スリープ状態のときに、今読んでいる本の表紙を表示してくれるようになりました。
これまでの広告表示や味気ないスクリーンセーバーと違い、机の上に置いてあるだけで「あ、この本読まないとな」という気持ちにさせてくれます。まるで、本棚に並んだ本の背表紙がこちらを誘ってくるような感覚。この機能のおかげで、確実に読書量が増えました。



ちなみに珍夜特急はKindel Unlimitedで読める旅の本です。
気になった点:防水機能について
もちろん、良い点ばかりではありません。唯一気になったのは、防水機能がないことです。
お風呂での読書タイムを楽しみにしている人にとっては、これは大きなデメリットかもしれません。私もお風呂で読書をしたいタイプなので、最初はPaperwhiteにすべきだったかと少し後悔しました。
しかし、解決策は意外とシンプルでした。ジップロックに入れて持ち込めばいいのです。
確かに少し画面が見にくくはなりますが、お風呂で没頭する時間なんてせいぜい30分程度。そのために8000円の価格差を払ってPaperwhiteを選ぶのは、コストパフォーマンス的にどうなのだろう?というのが私の結論です。



防水機能のために差額8,000円は払えないというのが私の結論。
【結論】Paperwhiteとどっちを買うべきか?
ここまで読んでくださった方は、もうお分かりかもしれません。改めて、どんな人にどちらのモデルがおすすめかをまとめます。
Kindle(無印)がおすすめな人


- 小説やビジネス書など、活字中心の読書がメインの人
- 軽さ、小ささ、携帯性を最重要視する人
- コストを抑えて電子書籍デビューしたい人
- 漫画はiPadなど別のタブレットで読む人
私のように、とにかく手軽に、どこへでも持ち運んで読書の時間を確保したい人には、無印モデルが最適です。その軽さと小ささは、Paperwhiteにはない圧倒的なアドバンテージです。
Kindle Paperwhiteがおすすめな人
- お風呂で快適に読書をしたい人
- 漫画をメインで読みたい人(画面が大きい方が快適)
- 色調調節ライト(暖色系の光)が絶対に欲しい人
防水機能や、漫画を読むための少し大きな画面、そして暖色系のライトに価格差分の価値を見出せるなら、Paperwhiteは良い選択肢です。


私はPaperwhiteを持っていないので、代わりにOasisの画像を載せています。OasisもPaperwhiteと同じく暖色の画面にすることができます。
ただ、バッテリー持続時間(無印の最大6週間でも十分すぎます)については、そこまで大きな差とは感じませんでした。
まとめ:最高の読書パートナーを手に入れよう


Kindle Oasisからの買い替えでしたが、私は新しいKindle(無印)に心から満足しています。
失った物理ボタンの快適さよりも、手に入れた「圧倒的な軽さと携帯性」というメリットの方が、私の読書ライフを何倍も豊かにしてくれました。
もしあなたがKindleの購入を迷っているなら、ぜひご自身の読書スタイルに合った一台を選んでみてください。きっと、あなたの日常に新たな読書の楽しみをもたらしてくれるはずです。
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