Nothing Ear(a)は見掛け倒しではなかった|AirPods Pro2使用者によるレビュー

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この記事でわかること
  • AirPods Pro2ユーザーによるNothing Ear(a)レビュー
  • Nothing Ear(a)の美しさ
  • Nothing Ear(a)の音質やノイキャン具合
  • Nothing Ear(a)とNothing Ear(2)とAirPods Pro2との比較
  • AirPods Pro2と比較して感じたこと

こんにちは!ナニガシです。

最近有名になってきているNothingのイヤホンEar(a)を購入しました。

購入して一ヶ月近くたち、使っていく中で良い点、悪い点見えてきましたので、全部レビューしたいと思います。

私は普段からAirPods Pro2を使っているので、AirPods Pro2との比較もしたいと思います。

Contents

Nothingとは?

Nothingとは

Nothingは、2020年設立のロンドンを拠点とする新興テクノロジー企業です。テクノロジーと日常生活の境界線をなくすことを理念とし、独特の透明デザインと高機能性を特徴とする製品を展開しています。主にイヤフォンとスマートフォンを製造し、高級感のあるデザインと手頃な価格帯で若い世代を中心に人気を集めています。革新的なアプローチで急速に成長を続けており、今後の展開が注目されています。

ナニガシ

今回紹介するのはイヤホンですが、スマホも作ってます。Nothing製スマホのNothing Phoneも要チェックです。

開封

赤のワンポイントが美しい
表面

まずは外箱から。

裏面
外装を外した
全て取り出した

『Nothing Ear(a)』の特徴

外観とスペックの両方からNothing Ear(a)を紹介します。

外観

まずはケースに入れた状態

右が赤丸

最後にイヤホン本体。

スペック

せっかくなので、比較用に私がメインで使用しているAppleのAirPods Pro2と上位モデルのNothing Ear(2)を載せておきます。

ナニガシ

音質は、私の主観です。

スクロールできます

Nothing Ear(a)

Nothing Ear(2)

AirPods Pro2(Type-C)
ドライバー11mmドライバー11 .6mmdドライバー専用の高偏位Appleドライバ
音質(主観)最高最高
Bluetooth5.35.35.3
コーデックSBC,AAC,LDACSBC,AAC,LDAC,LHDC 5.0SBC,AAC
再生時間
ノイキャン ON時
本体:5.5時間
ケース込:24.5時間
本体:6時間
ケース込:36時間
本体:6時間
ケース込:30時間
充電端子Type CType C
ワイヤレス充電
Type C
ワイヤレス充電
防水本体:IP54
ケース:IPX2
本体:IP54
ケース:IP55
本体:IP54
ケース:IP54
操作方法ピンチ操作ピンチ操作ピンチ操作
ノイキャンアダプティブハイブリッドアダプティブハイブリッドアクティブノイズキャンセリング
外音取り込み対応対応対応
マルチポイント対応対応対応
空間オーディオ非対応非対応対応
重さ本体(片耳):4.8g
ケース:39.6g
本体(片耳):4.5g
ケース:51.9g
本体(片耳):5.3g
ケース:50.8g
価格14,800円22,800円39,800円
各製品の比較

Nothing Ear(2)は購入時に店頭で聴き比べさせてもらったのですが、集中して聴けばバカ耳の私でも違いはわかりました。

ただ、AirPods Pro2とNothing Ear(2)との違いは正直わからず。

私の主観ですが、音質は、Nothing Ear(a) < Nothing Ear(2) ≒ AirPods Pro2でした。

ただ、街中でBGM的に聞く分には、Ear(a)も気になるほど、違いはありませんでした。

音質にこだわる人なら上位モデルのNothing Ear(2)がいいと思いますが、こだわりのない一般人には8,000円の恩恵を受けづらい印象でした。

ナニガシ

私のように音質にそれほどこだわりがない人は、Nothing Ear(a)でOKです。

付属品

イヤピースとType-Cケーブルと説明書
説明書

説明書には日本語の記載がありませんでした。

日本語は英語やスペイン語と比べたら、マイナー言語だし、イギリスの会社なので、仕方ないのかな。

替えのイヤピース

デフォルトでMサイズが付いており、Sサイズ、Lサイズが付属しています。

『Nothin Ear(a)』の良い点

まずはいい点から。

唯一無二の見た目

見てくださいこの高級感と可愛さ。

色はホワイトを選びました。

スケルトンな感じがどことなく平成のスケルトンブームを思わせます。

内部の基盤が一部見えているのが、めっちゃくちゃかっこいい。

クリアとホワイトの組み合わせが絶妙で、高級感を醸し出してます。

見た目だけでいえば、とても1万4千円とは思えません。

イヤホンの左右の見分けがつくように、トップに赤と白の丸い刻印がされているのもまた可愛い。

ナニガシ

ケースにしまってもケース単体でも素敵じゃないですか?
正直、AirPods Proよりも見た目好みです。

つけるとこんな感じ。

1万円台とは思えない音質

Nothing Ear(a)の定価は14,800円です。(記事執筆時点)

この価格帯のイヤホンって正直そんなに音質に期待できない感じがあったのですが、めちゃくちゃいいです。

そもそも私がバカ耳というのもあるのですが、しっかりとフィットさせればAirPod Pro2と大きく違うようには思えませんでした。

ナニガシ

強いて言えば、低音が若干弱いかなと感じたくらいです。ただ、好みの範囲かと。

純正アプリが有能

Nothing

Nothing純正のアプリを入れることで、ノイズキャンセリングや外音取り込みモードの設定であったり、音質の細かい設定をすることができます。

iPhoneであればApp Sotreからダウンロードできます。

UX/UIからもNothingらしさが出ており、ソフトウェアからも所有欲を満たしてくれます。

2機器の同時ペアリングが可能

Nothing Ear(a)は2機器の同時ペアリングが可能です。

私は片方をMac、片方をiPhoneにしてます。

例えば、最初にMacに繋げて、作業中にiPhoneの電話に出てもすぐにiPhoneへの接続に切り替えます。

ただ、3台以上はまだ対応していないみたいなので、3台目以上の同時接続はできません。
1つ接続解除して、繋ぎ直す必要があります。

『Nothing Ear(a)』の気になる点

もちろん気になる点もあります。

ケースが少なく、持ち運びに不便

単なる小物入れに入れてます

NothingはまだまだAppleほど浸透しているとはいえず、カバーの販売も少ないです。

ナニガシ

せっかく素晴らしいデザインなのに傷付いたら割れたりしたら嫌だなあと思いながら使ってます。

AppleのAirPodsであれば、カラビナ付きのカバーがたくさん販売されているので、持ち運びには困らないのですが、Nothingのバリエーションは非常に少ない。

AirPods Pro2

元々イヤホンを収納するためのケースにもストラップホールなどもついていません。

ナニガシ

AirPodsであれば、カラビナ付きケースがたくさん販売されているんですが…

そのため、ベルトループに引っ掛けて持ち運ぶことはできそうにありません。

普段からカバンを持ち歩いて、カバンの中にしまうという人には問題ないですが、すぐ出したりしまったりしたい人にはちょっと不便かもしれませんね。

外音取り込みモードはAirPods Proに勝てない

比べる対象の価格帯は違いますが、外音取り込みモードはAirPods Proの方が自然でした。

ノズルの長押しで、外音取り込みモードとノイズキャンセリングモードを切り替えることができます。

ナニガシ

さっきから外音取り込みモードと呼んでますが、正式名は”トランスペアレンシーモード”らしいです。

ノイズキャンセルの性能は、AirPods Proに迫るほどしっかりしてます。

聴き比べると若干AirPods Proの方が優ってますが、しっかりと比べないとわからないほど。

ただ、外音取り込みモードは、圧倒的にAirPods Proの方が優っていると感じました。

Nothing Ear(a)は外音取り込みにしても耳栓をしている感があり、開放感に劣りました。

音は聞こえるけれどもどことなく、外音がこもって聞こえます。

外音取り込みモードで自分で喋ってみると、自分の声がこもって聞こえます。

例えるのであれば、耳の穴を塞ぎながら喋っている感じ。

ちょっとした会話なら大丈夫そうですが、長時間これで話し続けるには、ちょっと疲れそうな感じ。

一方で、AirPods Pro2の場合、外音取り込みモードにすると、まるでイヤホンをつけていないかのような付け心地です。

声を発しても自分の声は全くこもらず、聞こえます。

ただ、外を歩くときなどの一般的な使用の範囲では問題を感じませんでした。

ナニガシ

友達とゲームでボイスチャットをすることが多い人などは、AirPods Proを選んだ方が良さそうです。

『Nothing Ear(a)』におすすめのアクセサリー

カバーは探してもあまりなかったのですが、一つだけAmazonで見つけたので、紹介しておきます。

レビューまとめ|『Nothing Ear(a)』はどんな人におすすめ?

おすすめな人おすすめできない人
1万円台でコスパの良いイヤホンが欲しい人
見た目を重視する人
2台同時接続したい人
1万円台でノイキャン・外音取り込み機能が欲しい人
音質にこだわりがある人
ケースもおしゃれなものを選びたい人
外音取り込みで長時間の通話などをする人
レビューまとめ

Nothing Ear(a)は正直見掛け倒しだと思って、完全にジャケ買いをしました。

ところがいざ使ってみると音質もいいし、ノイキャンも優れているしで、1万円代とは思えない機能性でした。

音質も正直なところこだわりがないせいか、AirPods Proとはっきりとした違いは見つけられませんでした。

持ち運びにちょっと困る

ただ、ケースのカバーはまだまだ少なく、選択肢は少ないです。
キャラもののカバーが欲しいとか、好きな色のカバーが欲しいとかいう人には難しいかもしれません。

ナニガシ

正直この機能で1万4千円は安すぎます。
円安がさらに進む可能性もあるので、早いうちに購入することをおすすめします。

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