外出先でスマホやカメラの充電切れを防ぐモバイルバッテリーは、今や必須アイテムですよね。 しかし、大容量モデルはどうしても重くかさばりがち。

私は一晩かけて小型モバイルバッテリーの最適解を見つけました。
それは、Ankerの超小型モデル「Nano Power Bank」です。
手のひらサイズながらパワフルな充電性能を備え、最新のUSB-C対応スマホはもちろん、FUJIFILM X100VIなどのカメラも充電できるという頼もしさ。
今回はこのAnker Nano Power Bankを実際に使って感じた魅力と気になる点を詳しくレビューします。
開封の儀


Ankerから届いたNano Power Bankは、予想以上にコンパクトなパッケージで到着しました。


開封すると、小さな箱の中に手のひらにすっぽり収まる超ミニサイズのバッテリー本体が顔を出します。
初めて手に取った時、「これで5,000mAhもあるの?」と思うほど軽くて小さい。


パッと見のサイズ感は、まるでリップクリームや小型USBメモリのようです。
『Anker Nano Power Bank(22.5W, Built-In USB-C Connector)』の特徴



外観から紹介します!
外観


本体はマットなブラックで指紋や傷が目立ちにくく、シンプルでミニマルなデザイン。


最大の特徴は、USB-Cコネクタが本体に内蔵されていること。ケーブルを持ち歩かず、直接スマホやカメラに差し込んで充電できるスマートさが際立ちます。


本体サイズは約7.7cm × 3.6cm × 2.5cmと非常にコンパクトで、手のひらにもポケットにも余裕で収まります。
スペック
項目 | 詳細 |
容量 | 5,000mAh |
重さ | 約102g |
出力 | 5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 10V⎓2.25A(USB-C) |
入力 | USB-C(最大18W) |
ポート | USB-C(本体に一体型) |
パススルー充電 | 対応(本体充電と同時にスマホ充電可能) |
PSE認証 | 取得済み |
付属品


USB-C to USB-Cケーブル(短め、急速充電対応)
取扱説明書
保証カード
付属品は必要最低限ですが、すぐに使い始めるには十分な内容です。
『Anker Nano Power Bank』の良い点
まずはメリットから紹介します。
圧倒的に小さくて軽い


毎日バッグに入れても邪魔にならず、ズボンのポケットにもスッと収まるサイズ感。
私は普段、ディアリオ ストロールショルダーに入れて持ち運ぶことが多いのですが、このバッテリーなら余裕で収まります。
また、FUJIFILM X100VIと一緒に持ち歩くことも多く、カメラ・モバイルバッテリー・財布の3点セットが小さなショルダーバッグにすっきり収まるのが嬉しいポイント。
どちらも愛用中なので、気になる方はあわせてディアリオ ストロールショルダーのレビューや、FUJIFILM X100VIのレビューもご覧ください。



先日ユニバに行ってきたのですが、カバンの中に放り込んでも邪魔にならないくて最高でした。




ケーブル不要でスマートに充電できる


USB-C端子が内蔵されているため、ケーブルを持ち歩かずに直接差し込むだけで充電開始。
外出先でいちいちケーブルを探す手間が省け、非常にスマートです。



ケーブルの鬱陶しいからまりがゼロになって最高に気持ちい
カメラも充電できた!
お気に入りのカメラFUJIFILM X100VIはUSB-C充電に対応しているので、このNano Power Bankを使って実際に問題なく充電ができました。


横の蓋を外すことで差し込めます。
撮影旅行や出張先での充電切れに心配無用なのは大きなメリットです。
iPhone 15にも直挿しOK


最新のUSB-C対応iPhone 15シリーズもそのまま充電可能。
ケーブルレスで充電できる利便性はAppleユーザーにも嬉しいポイントです。



残念ながら私のiPhoneはまだLightningなので、一時的にケーブルから充電してます。


もちろんiPadも対応。
パススルー対応で充電効率アップ


本体の充電とスマホの充電を同時にできるパススルー充電に対応。
寝る前などにまとめて充電したい方にとって、効率よく使える機能です。
旅行などではパススルーのおかげで
折りたたみ式端子で突出なし


一般的な端子一体型モバイルバッテリーと異なり、端子が折りたたみ可能。
バッグの中で、他のアイテムに傷つけてしまう心配をしていたのですが、嬉しいポイント。



私はカメラと一緒に持ち運ぶこともあるので、端子が突出していないことは、めっちゃ重視ポイントです。
『Anker Nano Power Bank』の気になる点
続いてデメリットです。
LightningのiPhoneユーザーは変換アダプタが必要


iPhone 14以前のLightning端子を使うモデルでは、USB-C to Lightning変換アダプタが別途必要になります。
コンパクトさを優先しているため、ケーブルや変換アダプタの持ち歩きは割り切りポイントです。



私はいまだにiPhone13なので、買い換えるまではLightningケーブルと一緒に持ち運んでいます。
容量はスマホ1回分が限界


5,000mAhはスマートフォンのフル充電1回分程度。
タブレットやPC充電には物足りません。
大型スマホなどは一回の満充電もできないこともあります。
例えば、iPhone15Plusや15 Pro MaxはAnker公式が満充電できないことを認めています。
しかし、ちょっとしたお出かけ程度であれば全く不満を感じません。
今どきのスマホはバッテリー持ちもよくなってきているので、お守り的な使い方でも十分です。


私は、朝から夜まで出かける時に、お守り的にバッグに忍ばせています。
ライバル商品との比較
製品名 | 容量 | 重さ | 特徴 |
Anker Nano Power Bank | 5,000mAh | 約102g | USB-C一体型、超軽量、ケーブル不要 |
CIO SMARTCOBY Pro | 10,000mAh | 約183g | PD対応、2ポート、容量重視派向け |
Belkin Boost Charge 5K | 5,000mAh | 約105g | Magsafe対応、スタンド付き |
容量やポート数を重視するなら他のモデルも良いですが、
軽さ・持ち運びやすさ・ケーブルレス充電にこだわるならNano Power Bankが断然おすすめです。
『Anker Nano Power Bank』におすすめのアクセサリー


USB-C to Lightning変換アダプタ(旧iPhoneユーザー向け)
急速USB-C充電器(Nano Power Bank本体の充電用)



充電器はCIOがおすすめ!


『Anker Nano Power Bank』はどんな人におすすめ?
- とにかく荷物を軽く、少なくしたいミニマリスト
- バッグに入れてもかさばらないモバイルバッテリーが欲しい人
- FUJIFILM X100VIなどUSB-C対応カメラユーザー
- USB-C対応スマホ(iPhone 15など)を使っている人
- 1回分の充電があれば十分、日常使い中心の人
『Anker Nano Power Bank』レビューまとめ


Anker Nano Power Bankは、軽さ・サイズ・ケーブルレス充電の3拍子揃った、毎日持ち歩きたくなるモバイルバッテリーです。
FUJIFILM X100VIを充電できる点も、カメラ好きには大きな魅力。
コンパクトなショルダーバッグやポケットに入れてストレスなく持ち歩けるため、通勤通学や旅行、日常使いに最適です。
とりあえず放り込んでおく系のモバイルバッテリーとしては最適解。



「大容量は必要ないけど、確実に1回はスマホを充電したい」という方に特におすすめしたい一台です。







